制度活用方法

健全経営の証しである「日管協預り金保証制度」の加入会社へ
活用方法や効果などをお伺いしました!

株式会社ハウスプロメイン 代表取締役 松本 智 氏

株式会社ハウスプロメイン

代表取締役 松本 智 氏
オーナーが管理会社を選ぶ基準として有効。
過去に、兵庫県内の不動産会社が倒産して、家賃を持ち逃げしたことがありました。その会社を見に行くと、店の前には被害を受けたオーナーがあふれかえっており、混乱の中、皆さんの不安と怒りの表情が今でも思い出されます。この事例を見ても、倒産しない安定した経営を行うことは、オーナーと入居者の生活を預かる管理会社に求められる社会的責務です。
預り金保証制度の加入には、外部機関による経営状態の厳正な審査があるので、オーナーが管理会社を選ぶ際の基準として有効です。悪い会社と一緒にされないことはもちろん、この制度の「健全経営の証明」は客観的にわかりやすく、他社との差別化になります。
相続支援でオーナーの大切な資産を管理する会社として。
当社では、相続対策の支援業務にも力を入れています。近年はオーナーの高齢化もあり、相続も踏まえて将来の賃貸経営について相談にくる方が増えています。しかし、相談に来ても、はじめから色々と話をしてくれることはなく、この会社は信頼できる会社なのかと不安視されることも多くあります。
相続提案は、単に不動産の話だけでなく、オーナーが持つその他の資産、家族構成や誰に賃貸経営を継承したいかという想いにまで一歩深く踏み込まなくてはなりません。その際、「公益法人が認める日管協預り金保証制度の審査に毎年合格している企業ですので安心してお任せください」とお伝えしています。相続の相談だけでなく、自主管理オーナーから管理業務をお願いされることにも繋がっています。オーナーへ資産管理を提案していく管理業者を目指す会社は、「安心」をアピールできる当制度を是非ご活用ください。
株式会社六耀 代表取締役 宮坂 正寛 氏 / 取締役 宮坂 玲子 氏

株式会社六耀

代表取締役 宮坂 正寛 氏 / 取締役 宮坂 玲子 氏
保証制度は、信頼関係のさらなる強化に有効。
当社は親会社である設計事務所で建てた物件のオーナーさんより、委託を受けて管理を行っています。あるお客さまから、「建物の設計をわかっている人に管理も任せたい」と言われたことが管理業をはじめたきっかけです。今年で創業30年を迎えます。当社が仕事をするうえで一番大切にしているのが“人間関係”です。特にその根底にある、“信頼の構築”が最重要であると考えています。
リーマンショックで景気が一気に冷え込んだ時、倒産する会社が多くありました。その時、どんな状況でも安定した経営と業務を提供し、お客様の大切な資産を守っていける、管理会社であることの重要性を実感しました。この保証制度は、その万が一の際の「保証」に加え、「健全経営の証」でもあるため、管理会社に必要な“信頼”“安心”を客観的に示すことができ、信頼構築に有効であると思います。
継続加入は、築いた信頼をゆるぎないものに。
当社は、10年連続して保証制度加入の審査を通過し、「健全経営表彰」を受けました。この事は、ホームページやオーナーさんへの案内に記載する他、皆様にお会いした場で紹介しています。今回、表彰という形で当社が積み重ねてきた“信頼”が目に見えるものになりました。オーナーさんや協力会社からの更に強い信頼につながっています。
信頼できる会社がお客さまから選ばれます。長年の継続は、まさにゆるぎない“信頼の証”と言えます。自社でこのような信頼を大事にされている会社には、ぜひ加入をしていただきたいと思います。
丸一土地建物株式会社 代表取締役 関 輝夫 氏

丸一土地建物株式会社

代表取締役 関 輝夫 氏
日管協にしかない保証制度は、社会的に意義のある制度。
バブルがはじけた時、破綻した不動産会社がありました。銀行も取引停止になり、家賃回収口座も凍結され、いっさい金員が引き出せない状況になったそうです。
自分に悪気がなくても、回収した家賃をオーナーさんに送金できないのです。
実際にこのような経験をした不動産会社とも話をしますが、会社に万一があった時に、オーナーさんが少しでも救済されるこの保証制度は、 社会的に見ても非常に重要な使命を持っていると思います。
「健全経営の証」を活用して、管理の獲得に。
保証制度に加入した直後に、再開発したビルの管理会社を選定する入札がありました。大手も含め6~7社が応募するなか、保証制度への加入をアピールすることで、当社を選んでいただきました。
住居以外の管理は保証の対象外ですが、保証制度の加入によって得られる「健全経営の証」は対外的にもわかりやすく、自社の強みになります。

また、管理替えをしたいというオーナーさんが多い中、当社が公益財団法人の日本賃貸住宅管理協会に所属していて、保証制度に加入していることは管理会社を選ぶ大きな指標となっています。
実際に、オーナーさんが戻ってくるきっかけにもなりました。
株式会社ポートホームズ 代表取締役 福田 稔 氏

株式会社ポートホームズ

代表取締役 福田 稔 氏
営業社員全員が保証制度を理解する。
保証制度加入時に、全体の営業社員向けに保証制度の研修を行いました。
社員自ら、お客さまに説明する前に、アピールポイントを理解することは重要です。
お客さまへ保証制度の説明はもちろん、ご質問にも答えられるよう社内で努めています。
保証制度による健全経営の証は、管理推進のポイントとなるだけでなく、お客さまとの長いお付き合いに繋がると私は考えています。
保証制度は、他社と差別化する第三の武器。
一番効果を実感したのは、ハウスメーカーへ営業に行った際です。
何社かのうちの1社としてプレゼンをする際に、保証制度加入を必ずアピールしています。
ハウスメーカーに安心していただくことで、オーナーさんを紹介してもらうことに繋がりました。
名の通った大手と違い、我々の様な中小企業の会社は、メーカーさんやオーナーさんにとって「おたくの会社はどうなのか」という不安もあると思います。
そんな不安をなくし、我が社を選んでもらうには、管理の内容や管理の報酬はもちろんですが、最後の一押しに“安心・安全”という第三の視点が有効です。
“保証制度加入”が第三の武器となっていることを実感しています。
第一ハウジング株式会社 代表取締役 加藤 豊 氏

第一ハウジング株式会社

代表取締役 加藤 豊 氏
制度加入のきっかけは「健全性の証明」になること。
宅建協会で苦情相談員をしていた時、不動産会社に敷金や家賃を持ち逃げされたという相談をよく受けました。「悪い会社と一緒にされたくない」と強く思ったのが加入のきっかけです。
預り金保証制度のように決算書を審査して、格付けがなされ、健全性を証明できる仕組みは他にはありません。敷金などを適切に保管していることをオーナーに伝えるには一番いい仕組みだと思います。
制度加入後、「社員の採用」にも効果が。
私は制度の継続加入は、「社員の採用」にも効果があると思います。
実際にあった話ですが、中途採用では、以前勤めていた会社が経営悪化となったため、「経営状態」を転職先の指標にしている社員がいました。
中小企業の中で、自社の健全性を証明できることは、働く人にとっても地に足をつけて働くことができ安心に繋がります。皆様も是非、当制度を人材の採用時にもご活用ください。
株式会社アールエル 代表取締役 大島 栄幸 氏

株式会社アールエル

代表取締役 大島 栄幸 氏
小さな地域密着業者の生命線
『おたくに、何かあったら集金した家賃はどうしてくれるのか』
新規の管理受託推進の際、この問いに答えられない自分に悔しさを感じたことが日管協預り金保証制度に加入したきっかけです。
賃貸管理業を行う上で、小さい業者にとって信用こそが最も大事。
どんなに管理メニューがよくても、どんなに管理受託報酬が安くても、信用がなければオーナーも安心して管理を任せられないのです。
この経験を感じる小規模な会員の皆様、今すぐ、加入をご検討下さい。
活用方法は無限大。
保証制度は、当社にとって最強のアピール材料。
「会社に万が一のことがあったらどうしますか?」私はオーナーセミナーの冒頭こう切り出します。他社と差別化になり、積極的にアピールしていくことで自社の「ウリ」にしてるのです。
公益法人がしっかり当社の決算を見て保証して、オーナーも管理メニューとは違うアピールを求めている。この制度は、そのニーズに合致している。だからこそ、制度の活用方法は無限にあるのです。
株式会社小菅不動産 代表取締役 小菅 貴春 氏

株式会社小菅不動産

代表取締役 小菅 貴春 氏
社員の「コンプラ意識」の向上に。
「預り金の適正管理」は、オーナーの信頼を得るために最も重要な業務です。預り敷金と自社の会計勘定を別管理していること、会計の健全性を客観的にオーナーや対外的に示すには、制度加入がとても有効です。
制度加入は、保証メリットはもちろん、「預り金に関わらず、しっかりした会計処理の必要性を社員に意識付ける」きっかけとなり、社員一人ひとりのコンプラ意識向上にも役立っています。
「健全経営の証し」を名刺でアピール。
『預り金が別勘定で管理されており、当社に万が一のことがあったとしても安心です』オーナーとの普段のやり取りに、自社の健全経営をアピールできる健全経営マークを名刺に入れて活用しています。また、制度加入のバナーもホームページに掲載しています。
管理に不安を持つオーナーへは、口頭だけでなく、目に見える形で安心が伝えられるのは良いですね。皆様もご加入、積極的な活用をしてみて下さい。
株式会社ロイヤルエンタープライズ 専務取締役 大朏 英樹 氏

株式会社ロイヤルエンタープライズ

専務取締役 大朏 英樹 氏
管理の「守り」に最適。
当社は制度開始時より継続して約20年間加入しています。制度に継続加入している理由は、お客様の信用と安心のためです。管理メニューや管理報酬とは違った「信用力」が評価され、オーナーが当社から離れていかない。保証制度は新規物件の仕入れだけでなく、管理の防衛にも有効です。継続加入が「信用力」を後押しし、長いお付き合いに直結します。
毎年、制度の更新手続きで提出書類を準備する際、「ここまで提出するんだ」という印象から、厳正な審査がされていると、自信を持って話ができます。
「健全経営マークのシール」で「信用力」をアピール。
当社は、オーナーと関わる部署の社員全員が「健全経営マークのシール」を名刺に貼っています。名刺のシールを見たオーナーから質問を受けることも多く、その際は、当社の「信用力」をアピールし、「私達が、お客様の大切な資産を責任持ってお預かりしています」としっかり伝えるように心掛けています。