トピックス・お知らせ

あんしん賃貸支援事業

2007年7月6日

国土交通省はこのほど、あんしん賃貸支援事業の概要と
「あんしん賃貸住宅」「協力店(宅建業者)」「支援団体
と支援内容」について、一般消費者への公開を開始しました。

この事業は、高齢者、障害者、外国人、子育て世帯等(事業
対象者)の入居を受け入れる民間賃貸住宅(あんしん賃貸住宅)、
あんしん賃貸住宅を斡旋する宅建業者(協力店)および入居を
支援するNPO・社会福祉法人等(支援団体)が連携して、
入居の円滑化と安心できる賃貸借関係の構築を支援するものです。

1)協力店
 この事業に協力する仲介会社と管理会社は、地方公共団体に
 「あんしん賃貸住宅協力店」として登録し、主に次の業務を
 行います。
  イ)事業対象者の賃貸仲介
   (事業対象者が来店したとき等、誠実に対応して下さい)
  ロ)家主の物件登録の補助(インターネットへのデータ入力等)
  ハ)家主への事業主旨の説明や協力要請、物件の掘り起こし等

2)あんしん賃貸住宅
 家主(協力店)は、地方公共団体に、高齢者・障害者・
 外国人・子育て世帯の入居が可能な賃貸住宅を登録し
 ます。登録した物件は、上記(高齢者等)以外の人に
 賃貸することもできます。

3)居住支援
 地方公共団体や社会福祉法人・NPO等が入居者に対して
 居住支援を行います。トラブルの未然防止のための契約手
 続きの立会いや通訳の派遣、電話相談や訪問相談などが
 あります。

4)協力店登録のお願い
 現在は宮城県、東京都、大阪府、福岡県、川崎市が
 この事業を開始しています。この地域に仲介店舗や
 管理物件のある会員は、「あんしん賃貸住宅協力店」の
 登録を積極的に行ってくださいますようお願いいたします。

 登録用紙はこちら。
 http://www.anshin-chintai.jp/support/download.html
 協力店登録は所属団体(各宅建協会、全日、FRK、
 日管協)経由で自治体に届けます。必要事項をご記入の
 うえ、所属団体までご郵送ください。なお、次の2点
 にご注意ください。

 A)東京都の登録申込みに当たり、当協会(日管協)の
   会員は、登録用紙原本の郵送とは別に、エクセル
   データを info@jpm.jp までお送りください。
   書式は上記ページに掲載されています。

 B)大阪府の登録申込みは、書式が若干ことなります。
   書式は上記ページに掲載されています。

5)登録の流れ
 店舗登録用紙は当協会から地方公共団体へ送ります。
 後日、同事業のサイトを運営している(財)高齢者
 住宅財団より、情報メンテナンス用のインターネット
 のパスワードと「あんしん賃貸住宅協力店」である旨
 のステッカー等が協力店に送付されます。
 このサイトから、賃貸住宅の登録等を行っていただく
 ことになります。

あんしん賃貸支援事業のサイトはこちら
http://www.anshin-chintai.jp/anshin/index.do

今年度からは新たに次の約40の都道府県、政令市が
あんしん賃貸支援事業への参加を検討しています。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/070531_2/03.pdf

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