【経済産業省】賃貸マンションにおける埋設ガス管の耐震化の推進について
この度、経済産業省より、賃貸マンションにおける埋設ガス管の耐震化の推進について案内がありましたので、会員の皆さまにお知らせいたします。
賃貸マンションは、建物規模が大きく、地震等により倒壊等が起きた場合、周辺の地域にも影響を及ぼす恐れがあることから、国民の生命・財産を守るため、都道府県や市区町村等による耐震診断・耐震改修の補助事業が実施されるなど国・自治体・民間機関が協働して、賃貸マンションの耐震化の促進に取り組まれているところであります。
しかしながら、賃貸マンションの敷地内に埋設されている30年程度経過した古いガス管は、鋼製のものが大部分を占めており、年数の経過や土壌環境等に伴い腐食が進行していると推測しています。
このような腐食したガス管が強い地震を受けた場合、継手部分の「ねじ継手」が緩んだり、その他の腐食した部分が折れたりして、火災や爆発が生じる恐れがあります。
ガス事業者からの報告によりますと、多くの賃貸マンションのオーナー、管理者等の御理解と御協力によって、数多くの埋設ガス管の改修が実施される一方で、現時点にあっても、全国で数多くの賃貸マ
ンションに古い埋設ガス導管が残存している可能性があり、いまだガス漏えいリスクを回避できていない状況にあります。
会員の皆さまにおかれては、地震に伴うガス漏えいリスクを回避するため、賃貸マンションにおける埋設ガス管の耐震化の推進へのご理解とご協力をお願い申し上げます。
◆「マンション・アパート向けチラシ 古くなったガス管」はこちら
https://www.jpm.jp/wp-content/uploads/2022/02/220948.pdf
◆「熊本地震及び大阪北部地震での白管等被害の概要R4」はこちら
https://www.jpm.jp/wp-content/uploads/2022/02/220949.pdf
以 上