総務省は１７日、一定の集合住宅について地上デジタル
放送の受信環境整備に助成金を交付することとし、申請
受付を開始。

地デジ対応は原則視聴者負担だが、集合住宅等の共聴
施設の改修・新設は、一般戸建住宅のアンテナ交換費用
を大幅に上回るため、これを補助する。

助成対象は、集合住宅共聴施設のデジタル化改修、または
有線テレビジョン放送施設への置換（共聴施設改修より安価
な場合）で、１世帯あたりの負担が３万５千円を超える場合。

助成額は、視聴に不可欠な施設の設置、改修・置換に
要する総費用に対して最大２分の１（共聴施設新設の場合
最大３分の２）。

申請は、集合住宅等の管理者を通じて行なう（賃貸住宅
の場合、助成金を受け取るのは家主だが、申請は家主
からの委任を受けて管理会社が行っても良いとのこと）。
なお募集は、来年１月１５日まで（受信障害に対する助成
は今年１２月２８日まで）だが、補正予算の範囲内で助成を
行なうため、期間中でも受付を終了することがある。

本件の詳細
http://digisuppo.jp/index.php/infocenter/donation/housing/

本件の問合せ先
総務省テレビ受信者支援センター（デジサポ）助成金相談窓口
電話　０５７０-０９３-７２４（平日の午前９時から午後６時まで）

助成金の申請先（各地のデジサポへ）
http://www.digisuppo.jp/index.php/infocenter/donation/centerlist/

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