賃貸住宅管理景況感調査「日管協短観」
2009年7月9日
日管協総合研究所(担当理事、藤之原正秋)今年4月、
賃貸管理業界初の賃貸住宅管理の景況感調査を実施。
この度「日管協短観」として取りまとめました。
入居率、滞納率、平均居住期間等々12項目に
及ぶアンケートに会員245社(26.3%)が回答。
賃貸住宅を探す入居希望者の6割弱がインターネットを
活用していること、来客は景気低迷の影響から法人需要
の落ち込みが激しいこと、入居率(全国平均)は委託管理
の場合88.5%、サブリースの場合91%であること等が
分かりました。入居率は特に関西圏よりも首都圏のほうが
3%ほど悪く、都心部の高額賃料帯賃貸住宅における
空室の増加が影響していると考えられます。
賃貸借契約の締結にあたって条件交渉を行う入居希望者は
8割近くまで達しており、敷引の商習慣がある関西では敷金
なしの物件が大幅に増えています。また、平成23年の地上
デジタル放送対応(アンテナの設置等)は全国で44.62%
と対応半ば感があります。
このデータは、当協会トップページの左側メニュー
「データアーカイブ」に「市場データ」との項目で
公開しています。